日本の居酒屋文化 – 赤提灯の魅力を探る マイク・モラスキー

日本の居酒屋文化 – 赤提灯の魅力を探る マイク・モラスキー  (光文社新書)
2014年3月20日 1刷 780円(税別)

izakaya

第一級の文化史研究書「呑めば、都: 居酒屋の東京」や、「ひとり歩き」の著者マイクさんの、手に取りやすい新書新刊が出ました。

居酒屋文化を語る著者に興味があっても、以前紹介した本の価格に躊躇した方も、多いかもしれません。そんな方に本書はお薦めです。
そして、本書を読んでしまったら、他の著作も読みたくなるのは請け合いです。

表紙画像リンク先で試し読みが出来ます。
どうです、続きが読みたくなるでしょう。それにしても鉄の肝臓。
よくまぁ全国呑み歩きましたねぇ。

前著より、取材先(呑み先)の店名が具体的で、巻末には著者にとってはジレンマといえる、店名リストまで掲載されています。

本書が著者の嫌悪するガイドブックになり、グルメ観光客が増えてしまい、店と常連客が守ってきた固有の文化が壊されないかと心配しつつも、先ずは「読め(呑め)」の1冊です。

(表紙画リンク先Amazonで試し読み可)

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